皆さんこんにちは。こんです。
今回はお魚抱っこ三毛猫の作り方~制作編2~の続きで、三毛猫ちゃんの残りのパーツを作っていきます。
今までよりも制作編のパート数が増えてしまいましたが、今回でパーツは作り終わります。
しっぽの色変えが少し多いのと、お魚でちょっと変わった編み方をするので、間違えないように気をつけてくださいね。
三毛猫ちゃんじゃなくて猫ちゃんを作っている場合は本体の色変えをしないで1色で編んでください。
編み図
制作編3ではこの編み図の載っているパーツを作ります。
三毛猫ちゃんは耳パーツが左右で色が違いますので、間違えて同じ色で2個作らないように気をつけてください。
他のパーツの編み図は準備編をご覧ください。
編み始める前に注意点!
これから文章と画像で作り方を記載していきますが、以下の点に注意してください。
- 文章では省略していますが、各段の初めには毎回、立ち上がりの鎖編みを1目編みます(編み図には記載してあります)。
- 文章では省略していますが、各段の最後には毎回、その段の最初に編んだ目に引き抜き編みをします(編み図には記載してあります)。
- 増やし目と記載されているものは、細編みの増やし目(細編み2目編み入れる)です。
- 減らし目と記載されているものは、細編みの減らし目(細編み2目一度)です。
- 「細編みを○目」編み、糸を×色に変えます。などと書いてあるところは、最後の細編みの目を引き抜くときに指定されている色の糸で引き抜いて色を変えます。
- 例外や特殊な編み方がある場合は別途記載します。
お魚抱っこ三毛猫では、お魚を作るときに例外がありますので気をつけてください。
また、一般的な三毛猫は白色、黒色、茶色の3色ですが、白色と黒色は編み目が見えづらい色なので、このブログでは「白色→黄色」「黒色→赤色」に変えて編んでいます。
実際に作るときは色を間違えないように気をつけてくださいね。
耳を編む
まずは耳パーツを編みます。
耳パーツは、右耳は茶色で、左耳は黒色で編みます。
また、途中で色変えはありません。
1段目(4目):輪の作り目に「細編み」を4目編み、輪をしぼります。
2段目(8目):「増やし目」を4回編みます。このとき、糸端は編みくるんで処理します。
3段目(8目):「細編み」を8目編みます。
3段目まで編んだら糸を長めに残して切り、引き抜きます。
糸端は頭パーツとくっつけるのに使います。
茶色と黒色でそれぞれ編んだら耳パーツの完成です。
しっぽを編む
次はしっぽパーツを編みます。
しっぽは色変えが多いので、色を間違えないように気をつけてくださいね。
しっぽは黒色(このブログでは赤色)で編み始めます。
1段目(4目):輪の作り目に「細編み」を4目編み、輪をしぼります。また、糸端は2段目で編みくるんで処理します。
2段目(4目):「細編み」を4目編んで、糸を茶色に変えます。
3段目(4目):「細編み」を4目編んで、糸を黒色に変えます。
4段目(4目):
1.「細編み」を1目編んで、糸を茶色に変えます。
2.「細編み」を2目編んで、糸を黒色に変えます。
3.「細編み」を1目編みます。
5段目(4目):
1.「細編み」を1目編んで、糸を茶色に変えます。
2.「細編み」を2目編んで、糸を黒色に変えます。
3.「細編み」を1目編んで、糸を茶色に変えます。
6段目(4目):
1.「細編み」を1目編んで、糸を黒色に変えます。
2.「細編み」を2目編んで、糸を茶色に変えます。
3.「細編み」を1目編みます。
7段目(4目):
1.「細編み」を1目編んで、糸を黒色に変えます。
2.「細編み」を2目編んで、糸を茶色に変えます。黒色の糸はもう使わないので、編みくるんで処理します。
3.「細編み」を1目編みます。
8段目(4目):「細編み」を4目編みます。
8段目まで編んだら糸を長めに残して切り、引き抜きます。
糸端は体パーツとくっつけるのに使います。
口元を編む。
次は口元パーツを編みます。
口元パーツは白色(このブログでは黄色)で編みます。
1段目(6目):輪の作り目に「細編み」を6目編み、輪をしぼります。
2段目(6目):「細編み」を6目編みます。このとき、糸端は編みくるんで処理します。
2段目まで編んだら糸を長めに残して切り、引き抜きます。
糸端は頭パーツとくっつけるのに使います。
これで口元パーツができました。
口元パーツは2個必要なので、同じものを合計2個作ってください。
お魚を編む
最後に抱っこしているお魚さんを編みます。
お魚さんは7段目で少し変わった編み方※をして、8段目からは往復編みをして編みますので、間違えないように気をつけてください。
※7段目は6段目の編み終わりを平らにして、2目分を一度に拾って細編みをします。
また、お魚さんは本体を灰色で編んだあと、目を黒色の糸で刺繍します。
編んでいる途中での色変えはありません。
1段目(4目):輪の作り目に「細編み」を4目編み、輪をしぼります。
2段目(6目):「増やし目を1回、細編みを1目」これを2回繰り返します。このとき、糸端は編みくるんで処理します。
3段目(6目):「細編み」を6目編みます。
4段目(8目):「細編みを1目、増やし目を1回、細編みを1目」これを2回繰り返します。
5段目(8目):「細編み」を8目編みます。
6段目(4目):「減らし目」を4回編みます。
6段目まで編んだら、7段目を編む前に綿を適度に詰めます。
7段目(2目):
1.参考画像の①と④の目を一度に拾って「細編み」を編みます。
2.参考画像の②と③の目を一度に拾って「細編み」を編みます。
8段目(4目):
1.立ち上がりの鎖編みを1目編んで、編地をひっくり返します。
2.「増やし目」を2回編みます。
これで8段目が編めました。
8段目まで編んだら糸を長めに残して切り、引き抜きます。
糸端は手パーツとくっつけるのに使います。
次は目を刺繍します。
1.とじ針に黒色の糸を通して、お魚さんの胴体の適当な目にとじ針を入れて、2段目と3段目の間から出します。
2.工程1で出した目の隣の目にとじ針を入れて、反対側から出します。
3.工程2で出した目の隣の目にとじ針を入れて、工程1の最初に針を入れた胴体の目から出します。
4.糸を適当な長さで切って、糸処理をします。
僕は糸処理は固結びをしてから糸を短く切って、ピンセットで結び目をお魚さんのパーツの中に隠しました。
これでお魚さんの完成です。
終わりに
これでお魚抱っこ三毛猫を作るのに必要なパーツが全て編み終わりました。
色変えするところやお魚さんの作り方がちゃんとわかるようになっていたらいいのですが……
実際に作られた方がいらっしゃいましたら、お疲れさまでした。
これから作ろうと思っている方がいらっしゃいましたら、休憩を取りながら作ってくださいね。
次のパートからは今まで作ってきたパーツの組み立てをしていきます。
お魚抱っこ三毛猫のあみぐるみはもう少しで完成しますので、よかったらまた見に来てもらえると嬉しいです。
それでは今回はこの辺りで。
クマとパンダは色や食べ物だけじゃなくて、指の数も違うことを知ったこんでした。
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