編み図付き!ミルク抱っこ牛さんの作り方~制作編2~

あみぐるみの作り方
あみぐるみの作り方

皆さんこんにちは。こんです。

今回はミルク抱っこ牛さんの作り方~制作編1~の続きで、残りのパーツを編んでいきます。

全体の編み図は準備編に載せていますので、そちらをご覧ください。

編み図付き!ミルク抱っこ牛さんの作り方~準備編~
ミルク瓶を抱っこしている牛さんのあみぐるみの作り方を編み図付きでご紹介します。

編み始める前に注意点!

これから文章と画像で作り方を記載していきますが、以下の点に注意してください。

  • 文章では省略していますが、各段の初めには毎回、立ち上がりの鎖編みを1目編みます(編み図には記載してあります)。
  • 文章では省略していますが、各段の最後には毎回、その段の最初に編んだ目に引き抜き編みをします(編み図には記載してあります)。
  • 増やし目と記載されているものは、細編みの増やし目(細編み2目編み入れる)です。
  • 減らし目と記載されているものは、細編みの減らし目(細編み2目一度)です。
  • 「細編みを○目」編み、糸を×色に変えます。などと書いてあるところは、最後の細編みの目を引き抜くときに指定されている色の糸で引き抜いて色を変えます。
  • 例外や特殊な編み方がある場合は別途記載します。

ミルク抱っこ牛さんでは、口元としっぽを編むときに例外がありますので気をつけてください。

口元を編む

口元の編み図

まずは口元パーツを編みます。

口元としっぽパーツは鎖編みの作り目で編み始めます。

1段目の編み方の説明のときに、他のパーツでは省略している立ち上がりの鎖編みと引き抜き編みについての記載があります

2段目からはまた省略していますので、間違えないように気をつけてくださいね。

また口元パーツでは、ひとつの目に細編みを3回編む「細編み3目編み入れる」をする所がありますので注意してください。

口元パーツは薄橙色で編みました。色変えはありません。

1段目(18目):

1.鎖編みの作り目を8目と、立ち上がりの鎖編み1目の、合計9目の鎖編みを編みます。

2.立ち上がりの鎖を飛ばして、8番目の鎖から「細編み」を7目編みます。

口元の作り方1
8番目の鎖を拾います。

鎖の拾い方はやりやすいやり方で大丈夫です。このブログでは鎖の裏山を拾いました。

口元の作り方2
裏山を拾って細編みを1目編みました。あと6目編みます。

3.編みやすいように編地を回転させながら「細編み3目編み入れる」をします。

口元の作り方3
編みやすいように編地を回転させながら、細編み3目編み入れるをします。

4.次の目から「細編み」を6目編みます。このとき、糸端は編みくるんで処理します。

5.「増やし目」を編んで、最初の目に引き抜き編みをします。

口元の作り方4
増やし目と引き抜き編みをしました。

これで1段目が編めました。

2段目(22目):「細編みを8目、細編み3目編み入れるを1回」これを2回繰り返します。

口元の作り方5
細編みを8目と細編み3目編み入れるを編みました。これをもう1回編みます。
口元の作り方6
2段目を編み終わりました。

3段目(22目):「細編み」を22目編みます。

4段目(18目):「減らし目を1回、細編みを4目、減らし目を1回、細編みを3目」これを2回繰り返します。

4段目まで編んだら糸を長めに残して切り、引き抜きます。

糸端は頭パーツとくっつけるのに使います。

口元パーツ完成

しっぽを編む

しっぽの編み図

次はしっぽパーツを編みます。

しっぽも鎖編みの作り目で編み始めます。

また、他のパーツでは省略している立ち上がりの鎖編みについての記載があります

しっぽは白色で編みました。

1段目(6目):

1.鎖編みの作り目を6目と、立ち上がりの鎖編みを1目の、合計7目の鎖編みを編みます。

2.立ち上がりの鎖を飛ばして、6番目の鎖から「細編み」を6目編みます。

このブログでは鎖の裏山を拾って編みました。

これで1段目が編めました。

1段目を編み終わったら糸を長めに残して切り、引き抜きます。

糸端は体パーツとくっつけるのに使います。

編み始めの方の糸端はとじ針を使って編み目にくぐらせてから根本を切って処理するか、体パーツにくっつけるときに一緒に処理してください。

間違えて編み終わりの方の糸端を切らないように気をつけてくださいね。

これでしっぽパーツができました。

しっぽパーツ完成

手を編む

手の編み図

次は手パーツを編みます。

手は2段目まで黄色で、3段目からは白色で編みます。

1段目(5目):輪の作り目に「細編み」を5目編み、輪をしぼります。また、糸端は2段目で編みくるんで処理します。

2段目(5目):「細編み」を5目編んで、糸を白色に変えます。黄色の糸はもう使わないので、編みくるんで処理します。

手の作り方1
糸を白色に変えて引き抜き編みをしました。

3~6段目(5目):「細編み」を5目編みます。

7段目(6目):「細編みを2目、増やし目を1回、細編みを2目」を編みます。

手の作り方2
7段目まで編み終わりました。

7段目まで編んだら、編み終わりを平らに閉じます。

まずは糸を長めに残して切り、引き抜きます。

糸端は編み終わりを閉じるのと、体パーツとくっつけるのに使います。

編み終わりを平らに閉じる

それでは編み終わりを平らに閉じます。

手の作り方3
参考画像

1.とじ針に糸端を通して、7段目の最初の細編みの目(参考画像の①)に内側から外側へとじ針を通します(参考画像はこの工程まで終わったところです)。

2.参考画像の⑥の目にとじ針を入れて、①の目から出します

手の作り方4

3.参考画像の⑤の目にとじ針を入れて、②の目から出します。

手の作り方5

4.参考画像の④の目にとじ針を入れて、③の目から出します。

手の作り方6

工程4は2回やるときれいに閉じられる気がします。

手の作り方7
編み終わりを平らに閉じました。

これで編み終わりを平らに閉じられて、手パーツができました。

手は2個必要なので、同じものを合計2個編んでください。

手パーツ完成

足を編む

足の編み図

次は足パーツを編みます。

足パーツも手と同様に、2段目まで黄色で、3段目からは白色で編みます。

また、編み終わりも手と同じように平らに閉じます。

1段目(4目):輪の作り目に「細編み」を4目編み、輪をしぼります。また、糸端は2段目で編みくるんで処理します。

2段目(6目):「細編みを1目、増やし目を2回、細編みを1目」を編んで、糸を白色に変えます。黄色の糸はもう使わないので、編みくるんで処理します。

3段目(8目):「細編みを2目、増やし目を2回、細編みを2目」これを編みます。

4段目(8目):「細編み」を8目編みます。

5段目(6目):「細編みを1目、減らし目を1回、細編みを1目」これを2回繰り返します。

5段目まで編んだら糸を長めに残して切り、引き抜きます。

糸端は編み終わりを閉じるのと、体パーツとくっつけるのに使います。

編み終わりを平らに閉じる

足も2個必要なので、同じものを合計2個編んでください。

足パーツ完成

ミルクを編む

ミルクの編み図

最後に抱っこしているミルク瓶を編みます。

ミルクは2段目まで水色で、3段目からはクリーム色で編みました。

また、編み終わったあとに水色でMILKと刺繍をしました。刺繍はお好みでどうぞ。

それと、2段目と10段目はすじ編みで編むので、間違えないように気をつけてくださいね。

1段目(6目):輪の作り目に「細編み」を6目編み、輪をしぼります。また、糸端は2段目で編みくるんで処理します。

2段目(6目):「細編みのすじ編み」を6目編んで、糸をクリーム色に変えます。水色の糸は編みくるんで処理します。

ミルクの作り方1
すじ編みを1目編みました。

3段目(12目):「増やし目」を6回編みます。

ミルクの作り方2
3段目まで編めました。次の4段目から9段目までは増減なしです。

4~9段目(12目):「細編み」を12目編みます。このとき、綿を適度に詰めておきます。

10段目(6目):「減らし目のすじ編み」を6回編みます。

ミルクの作り方3
3本のループを一度に引き抜きます。
ミルクの作り方4
減らし目のすじ編みが編めました。

10段目まで編んだら糸を長めに残して切り、引き抜きます。

綿が足りなければ追加で詰めて、輪をしぼります。

糸端は手パーツとくっつけるのに使いますので、糸処理をしないようにしてください。

ミルクの本体完成
ミルクの本体部分が編めました。

最後に水色の糸でMILKと刺繍をしたらミルクの完成です。

刺繍は5~7段目にしてみました。

ミルク完成1
ミルク完成2
ミルク完成3

終わりに

これでミルク抱っこ牛さんを作るのに必要なパーツが全部編み終わりました。

今回はパーツの一部を白色と黒色の毛糸を使って編んでみましたが、いかがだったでしょうか?

編み目がちゃんと見えていたらいいのですが……

次回からは作ったパーツの組み立てをしていきます。

組み立ては模様以外は他の抱っこシリーズとほとんど変わらないので、よかったらそちらも参考にしてみてください。

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もう少しでミルク抱っこ牛さんのあみぐるみは完成しますので、よかったらまた見に来てもらえると嬉しいです。

それでは今回はこの辺りで。

初めて牧場で牛を見たとき、思っていたよりも大きくてびっくりしたこんでした。

またね!

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