皆さんこんにちは。こんです。
皆さんはかぎ編みをするとき、輪の作り目で編み始めるときに最初にする立ち上がりの鎖編みがどの部分を指すのが疑問に思ったことはありませんか?
僕は10年ほどかぎ針編みであみぐるみを作っているのですが、細かいところまで気になってしまう性格なためか、たびたび気になることがありました。
もしかしたら他の人は全然気にしないことなのかもしれませんが、僕と同じように気になってしまう人もいるかもしれないので、僕なりに説明してみようと思います。
きれいに編むコツも紹介していますので、ぜひ最後までご覧になってください。
輪の作り目にする立ち上がりの鎖編みは2パターンある
以前書いた”輪の作り目から最初の立ち上がりの鎖編みまでの編み方を3通り紹介!意外と個性が出ます”という記事でも少しだけ触れているのですが、輪の作り目にする立ち上がりの鎖編みには2パターンあります。
よく観察してみると、上の画像のAパターンは立ち上がりの鎖の根本が開いていて、鎖編みとは少し感じが違って見えませんか?
僕は昔それが気になっていろいろと調べてみたことがあるのですが、どちらが正しいというようなものは見つからなかったので、どちらでもいい。という結論に至りました。
実際にかぎ編みの本でも、Aパターンで紹介しているものもあれば、Bパターンで紹介しているものもあります。
ただ両方のやり方を紹介していたり、それぞれの特徴を解説しているものは見つけられなかったので、この記事ではそれぞれのやり方や特徴を僕なりに説明してみようと思います。
Aパターンの特徴
- 引き抜き編みをする目がわかりやすい。
- きつめに編むと形がゆがむことがある。
Aパターンは輪の作り目から立ち上がりの鎖編みまでのやり方を解説した記事で紹介しているやり方になります。
詳しくやり方が知りたいという方は下のリンクをご覧になってください。
輪の作り目から最初の立ち上がりの鎖編みまでの編み方を3通り紹介!意外と個性が出ます
Aパターンの特徴ですが、輪をしぼったあとにする引き抜き編みをどこにしたらいいかがわかりやすくなります。
この画像では輪の作り目に細編みを6目編んで輪をしぼったのですが、最初の細編みの目がどこにあるかがわかりやすく、見つけやすいです。
一方で、Aパターンは立ち上がりの鎖の高さが少し低くなりやすいので、きつめに編むタイプの人だと最初の細編みだけ高さが低くなってしまい、形が少し歪んでしまうことがあります。
Aパターンできれいに編むコツ
Aパターンできれいに編むコツは、少し緩めに編むことです。
緩く編んだら立ち上がりの鎖の高さを確保しやすいので、目の高さが揃ってきれいに編めます。
なので普段から緩めに編んでいる人は特に気にしなくてもきれいに編めると思います。
僕みたいにややきつめに編むタイプの人で形が歪んでしまうことがある場合は、立ち上がりの鎖編みと最初の細編みだけでも緩めに編むのを意識してみると改善するかもしれません。
Bパターンの特徴
- 形がきれいになりやすい。
- 引き抜き編みをする目がわかりにくい。
- 立ち上がりの鎖が表側に飛び出して見えることがある。
Aパターンから追加で鎖編みを1目編んだ状態を輪の作り目に立ち上がりの鎖編みを編んだとするのがBパターンです。
Bパターンでは立ち上がりの鎖がしっかりと生えているので、目の高さが揃って形がきれいに整いやすいです。
一方で、Bパターンでは立ち上がりの鎖が他の細編みの目と混ざってしまって、慣れないとぱっと見ただけではどこに引き抜き編みをしたらいいのかがわかりにくくなります。
また、引き抜き編みをしたときに立ち上がりの鎖が編地の表側に浮き出てしまうこともあります。
Bパターンできれいに編むコツ
Bパターンできれいに編むコツは、立ち上がりの鎖編みを少しきつめに編むことです。
そうしたら鎖が引き締まって浮き出しにくくなります。
また、引き抜き編みをする目ですが、編み終わりから順番に編んだ目を数えていくと最初の細編みの目がわかりますので、慣れるまではこのやり方で確認するのをおすすめします。
例えば細編みを6目編んだ場合は、編み終わりから”⑥→⑤→④→③→②→①”と数えていき、①の目に引き抜き編みをします。
終わりに
輪の作り目にする立ち上がりの鎖編みについて僕なりに説明をしてみました。
どちらのやり方にもメリットはありますし、デメリットも慣れたら解消することなので、自分がやりやすいやり方をしたらいいんじゃないかなと思います。
ちなみにですが、僕はAパターンのやり方で編み始めることが多いです。
皆さんもよかったらいろんなやり方を試してみてください。
それでは今回はこの辺りで。
実は未だにきつく編んじゃって形が歪んでしまうことがあるこんでした。
輪の作り目から最初の立ち上がりの鎖編みまでの編み方を3通り紹介!意外と個性が出ます
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