皆さんこんにちは。こんです。
突然ですが、かぎ針で編んだ編地には表側と裏側があることをご存知ですか?
もしかしたら最近かぎ針編みを始めたばかりという人の中には、そのことを知らない人もいるかも知れません。
僕はかぎ針編みを始めて10年ほど経ちますが、最初から3回目までに作ったあみぐるみは編地の裏側が表になっていました。
そのときは本を見ながら作っていたのですが、お手本となんか違うんだよなぁ。と思ってはいました笑。
編地の裏側を表にして作るのも間違いではないのですが、どちらが表側で、どちらが裏側かは知っておいた方がいいと思うので、この記事を書いてみました。
最近かぎ編みを始めたという人や、これから始めてみようと思っている人の参考になれば幸いです。
編地の表と裏の違い
編地の表側と裏側の違いを簡単に説明します。
編地の表側は、よく見ると横方向に凹凸の線が走っているのが見えます。
一方の裏側は凹凸が少なく、全体的に平らな印象があります。強いていうなら縦方向に薄っすらと線が見えます。
凹凸があったら表側、なかったら裏側と覚えたらいいんじゃないかなと思います。
編地の表側と裏側は表現として使い分けることができますので、裏側を表にしていたら間違い。というようなことはありません。
作品によっては、裏側を表にして編みます。というように指定されていることもありますし、一部のパーツだけ裏側にして作る場合もあります。
例えばあみぐるみの頭は編地の裏側が表になるようにして、それ以外のパーツは表側を表にして編む。
というような感じです。
次の項目からは編地の表側と裏側の特徴について、僕なりにお話します。
表側の特徴
編地の表側の特徴は、段ごとに凹凸ができているので、今編んでいるのが何段目かを数えやすいのが特徴です。
また、編み目にもV字になっている細編みの足がしっかりと見えるので、慣れたら編み間違えたところを見つけたりもしやすいです。
細編みの足については以前書いた記事でお話しています。
基本の糸の引っ掛け方と細編みの編み方!糸の引っ掛け方で編み目が変わります
単に僕が見慣れているだけかもしれませんが、表側の方が段数や目数を数えやすいので、かぎ編みを始めたばかりという人は、表側が表になるように編んだ方がやりやすいんじゃないかなと思います。
裏側の特徴
編地の裏側の特徴は、凹凸が少ないので表面がなめらかに見えます。
なので表側だと段の間の凹凸が気になってしまう場合は裏側を表にするといいんじゃないかなと思います。
それと、単に見慣れているかどうかの違いかもしれませんが、編み目がわかりにくいので編み間違えたところを探すのがやや難しいです。
どちらを表にして編んだらいい?
最後にどちらを表にして編んだらいいかについてお話します。
結論から言うとどちらを表にしても大丈夫です。
なので好みで決めてもいいと思います。
一応は表側を表にするのが一般的です。
編み目も見やすいので、最近かぎ編みを始めた方や、これから始めてみようと思っている方は、まずは表側を表にして作ってみるのをおすすめします。
また、本や動画を参考にして作る場合はそれに合わせた方がやりやすいかもしれません。
ちなみに僕は編地に段の境がしっかりと見えた方が編み物感がより出ている気がして好きなので、表側が表になるようにして編むことが多いです。
ただ、裏側を表にしたなめらかな編地もきれいで好きなので、そういう作品を見たときはテンションが上ります。
終わりに
この記事では、編地の表側と裏側の違いや特徴についてお話しました。
今回の内容は輪や円を編んだ場合の話ですので、往復編みをした場合はまた変わってきます。
といっても、往復編みの場合は表にした方が表側、裏にした方が裏側ですが(たぶん)。
ちなみに余談ですが、輪の作り目で普通に編んでいったら自然と裏側が表になるように編地が曲がりやすいので、かぎ編みを始めたばかりだと知らず識らずのうちに裏側が表になった作品を作っていたりするのではないでしょうか。
僕はそうでした。
もしかしたらかぎ編みのあるあるネタかもしれませんね。
それでは今回はこの辺りで。
あるあるネタじゃなくて僕だけだったら恥ずかしいなと思っているこんでした。
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