皆さんこんにちは。こんです。
今回は前回紹介したくりくりライオンの作り方~制作編1~の続きで、残りのくりくりライオンのあみぐるみのパーツを編んでいきます。
今回の記事では下の「くりくりライオンの編み図2」に載っているパーツを作ります。
くりくりライオンの編み図1は前回の記事や準備編をご覧ください。
【編み図付き】くりくりライオンの作り方~準備編~【あみぐるみ】
【編み図付き】くりくりライオンの作り方~制作編1~【あみぐるみ】
編み始める前に注意点
これから文章と画像で作り方を記載していきますが、以下の点に注意してください。
- 文章では省略していますが、各段の初めには毎回、立ち上がりの鎖編みを1目編みます(編み図には記載してあります)。
- 文章では省略していますが、各段の最後には毎回、その段の最初に編んだ目に引き抜き編みをします(編み図には記載してあります)。
- 増やし目と記載されているものは、細編みの増やし目(細編み2目編み入れる)です。
- 減らし目と記載されているものは、細編みの減らし目(細編み2目一度)です。
- 例外や特殊な編み方がある場合は別途記載します。
くりくりライオンでは頭パーツの9段目で例外(立ち上がりの鎖編みを編まない、手前半目だけを拾って編む)があるので気をつけてくださいね。
頭を編む
それでは頭パーツから編んでいきます。
頭パーツの6段目までは前回作った体パーツと同じ編み方になります。
また、頭パーツの8段目まではオレンジ色で編み、9段目からは茶色で編みました。皆さんはそれぞれ用意した色で編んでくださいね。
9段目は手前半目だけを拾って編みますので気をつけてください。
1段目(6目):輪の作り目に「細編み」を6目編み、輪をしぼります。
2段目(12目):「増やし目」を6回繰り返します。このとき、糸端は編みくるんで処理します。
3段目(18目):「増やし目を1回、細編みを1目」これを合計6回繰り返します。
4段目(24目):「細編みを1目、増やし目を1回、細編みを1目」これを6回繰り返します。
5段目(30目):「増やし目を1回、細編みを3目」これを6回繰り返します。
6段目(36目):「細編みを2目、増やし目を1回、細編みを2目」これを6回繰り返します。
7段目(36目):「細編み」を36目編みます。
8段目(30目):「細編みを2目、減らし目を1回、細編みを2目」これを6回繰り返します。また、最後の細編みを引き抜くときに毛糸をオレンジから茶色に変えます。
9段目を編む前に、糸端を結んで処理します。このとき、オレンジ色の毛糸は長めに残しておくと体パーツにくっつけるときそのまま使えますよ。
頭の外周を3周するくらいの長さがあれば大丈夫だと思います。
糸端は編みくるんでもいいんですが、今回は結んで処理してみました。このあと茶色い方の糸端は短く切ります。
オレンジの糸を体パーツとくっつけるのために残している場合は間違えて切らないように気をつけてくださいね。
次の9段目は以下の点にご注意ください。
- 9段目は立ち上がりの鎖編みを編みません。
- 手前すじ編み(すじ編みで拾う半目の反対側だけを拾う)で編むと体パーツとくっつけるときに少しわかりやすくなります。ですが、普通の編み方だとくっつけられなくなるわけではないので、間違えて普通に編んでしまったとしても、ほどいてやり直すほどではないと思います。
9段目:
1.立ち上がりの鎖編みは編まずに、最初の目を飛ばして、2番目の目に「中長編み5目編み入れる」をします。このとき、手前半目だけを拾って編みます。
2.中長編みを5目編み入れたら、次の目に「引き抜き編み」をします。これも手前半目だけを拾って編みます。
3.引き抜き編みをしたら、次の目を飛ばして、その次の目に「中長編み5目編み入れる」をします。これも手前半目だけを拾って編みます。
4.中長編みを5目編み入れたら、次の目に「引き抜き編み」をします。これも手前半目だけを拾って編みます。
5.工程の3~4を繰り返します。
6.最後まで編んだら、最初の中長編みの目に「引き抜き編み」をします。これは手前すじ編みではなく、普通に頭目の2本を拾って編みます。
9段目が編み終わったら糸を糸処理ができる長さを残して切り、とじ針を使って編地の裏側で糸処理をします。
体パーツとくっつける用にオレンジ色の糸を残している場合は、間違えてそちらを切らないように気をつけてくださいね。
これで頭パーツの完成です。
くりくりライオンのパーツは頭が一番作るのがややこしいので、ここまでできたらあとはそれほど苦労しないんじゃないかなと思います。
耳を編む
次に耳パーツを編みます。
色はオレンジで編みました。色変えはありません。
1段目:輪の作り目に「細編み」を4目編み、輪をしぼります。
2段目:「増やし目」を4回繰り返します。このとき、糸端は編みくるんで処理します。
3段目:「細編み」を8目編みます。
3段目まで編んだら糸を長めに残して切ります。
糸端は頭パーツとくっつけるのに使います。編み終わりはしぼらないので気をつけてくださいね。
また、耳は綿を詰めません。
耳は2個必要なので、同じものを合計2個作ってください。
口元を編む
最後に口元のパーツを編みます。
1段目:輪の作り目に「細編み」を6目編み、輪をしぼります。
2段目:「細編み」を6目編みます。このとき、糸端は編みくるんで処理します。
2段目まで編んだら糸を長めに残して切ります。
糸端は頭パーツとくっつけるのに使います。
口元パーツも耳パーツと同様に、編み終わりはしぼらず、綿も詰めません。
また、同じものを合計2個作ってください。
終わりに
以上でくりくりライオンの編み図2に載っている分が編み終わりました。
前回のと合わせてくりくりライオンのパーツが全て完成です。
実際に編んでくれた方がいらっしゃいましたら、お疲れさまでした。
これから編もうと思っている方は休み休み作ってくださいね。
次回からは今まで作ったパーツの組み立てをしていきます。
【編み図付き】くりくりライオンの作り方~組立編1~【あみぐるみ】
ただ、組み立ては自分がかわいいと思った所につけるのが一番いいと思いますし、その方が愛着も増しますので、紹介するつけ方はあくまで参考のひとつ程度にしてもらえたら幸いです。
実際僕も作るたびにつける場所やつけ方が変わったりします。
ですが、しっかりとつける場所を教えてもらわないと困ってしまう方もいるかも知れないので、次回からは「このくりくりライオン」を作る際につけた場所やつけ方をご紹介します。
おそらくあと2回でくりくりライオンは完成すると思いますので、よければ最後までお付き合いしてもらえると嬉しいです。
それでは今回はこの辺りで。
散歩に続いて筋トレも少し始めてみたこんでした。
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