皆さんこんにちは。こんです。
今回は前回の続きで、お魚抱っこ三毛猫の体部分のパーツをくっつけていきます。
組み立ては自分がかわいいと感じたところにつけるのが一番いいですし、愛着も増しますので、これから紹介するつけ方はあくまで参考のひとつ程度にしてください。
僕も作るたびに少しずつつける場所やつけ方が変わったりしまので、今回紹介するつけ方が最良というわけではありません。
ただ、しっかりとつける場所を教えてもらわないと困ってしまう方もいるかも知れないので、このブログでは「このお魚抱っこ三毛猫」を作る際につけた場所やつけ方をご紹介します。
それと手と足のパーツは、編むときやくっつけるときの力加減の違いなどで、同じ所にくっつけても先端の位置がずれてしまうことがあります。
少しのずれなら体の部分を軽くねじったりすることで修正できますが、大きくずれてしまっていたらパーツをくっつける位置を変えるなどして調整をしてください。
このブログで作っている色違い三毛猫ちゃんと、サムネイルに載っている通常の三毛猫ちゃんは、2匹とも同じ作り方をしましたが上記の理由で左足をつけた場所が違っていたりします。
このブログのつけ方は参考程度にしてくださいね。
ちなみに、今回でお魚抱っこ三毛猫のあみぐるみが完成しますよ。
くっつける前に注意点!
このブログでは最初に頭と体パーツをくっつけて固定と糸処理をしますが、それ以後のパーツはつけるたびに固定をしないで、他の全部のパーツをつけたあとにまとめて固定をするようにしています。
これはパーツを全てくっつけたあとにバランスを確認して、気になる所があったときに修正をしやすくするためです。
ただこのやり方だと、つけてる途中で糸端がたくさん出て組み立てがやりくくなってしまう場合があります。
その場合は都度バランスを確認して固定と糸処理をしてください。
自分にあったやり方で作ってください。
また、一般的な三毛猫は白色、黒色、茶色の3色ですが、白色と黒色は編み目が見えづらい色なので、このブログでは「白色→黄色」「黒色→赤色」に変えて編んでいます。
実際に作るときは色を間違えないように気をつけてくださいね。
手をくっつける
まずは手パーツをくっつけます。
手は、白色と茶色の2色で編んだ方を右手に、白色、黒色、茶色の3色で編んだ方を左手に使いました。
パーツを当ててくっつけるのにちょうどいい場所を探します。このとき、お魚さんをちゃんと持てるかどうかも確認してください。
このブログでは体パーツの編み始めから数えて、8~10段目にくっつけてみました。
また、手と手の間は8段目が14目で、9と10段目が10目でした。
手と手の間は作るたびに変わったりするので参考程度にしてくださいね。
それと、手と足パーツは引き抜き編みのラインが下側になるようにくっつけます。
くっつけ方はやりやすい方法でしてください。
ここでは僕がやったやり方を紹介しますね。
1.とじ針に手パーツの糸端を通して、体パーツの、参考画像の上の目印にとじ針を入れて、真ん中の目印から出します。
2.手パーツの平らに閉じた真ん中の目にとじ針を通します。
3.体パーツの真ん中の目印にとじ針を入れて、下の目印から出します。
4.手パーツの平らに閉じた下の目にとじ針を通します。
5.体パーツの下の目印にとじ針を入れて、上の目印から出します。
6.手パーツの平らに閉じた上の目にとじ針を通します。
7.体パーツの上の目印にとじ針を入れて、背中側の適当な編み目から出します。
これで右手をくっつけられました。
同じようにして左手もくっつけます。
両手をくっつけたらいろんな方向から見てバランスを確認してください。
このブログで作っている三毛猫ちゃんは手の先端の位置が少しずれていたので、体をねじって修正しました。
大きくずれてしまっていたらパーツをくっつける場所を変えた方がいいかもしれません。
念の為にもう一度お魚さんを持てるかどうかを確認してくださいね。
足をくっつける
次は足パーツをくっつけます。
足パーツは白色と黒色で編んだ方を右足に、白色と茶色で編んだ方を左足にしました。
パーツを当ててちょうどいい場所を探してください。
このブログでは体パーツの編み始めから数えて、3~5段目にくっつけました。
また、足と足の間は13目でした。
足の間の数は変わりやすいので参考程度でお願いします。
足パーツも手パーツと同様に、引き抜き編みのラインが下側になるようにします。
足パーツは手と同じようにくっつけますが、それだけだと足がパタパタと開いてしまうので、内側をもう一箇所くっつけて、開かないようにします。
1.手パーツと同じ要領で足のつけ根部分をくっつけます。
2.体パーツの、参考画像2にある緑色の目印からとじ針を出します。
3.足パーツの、参考画像2にある黄色の目印の目を拾います。
4.工程2でとじ針を出した目に入れて、背中側の適当な編み目から出します。
これで右足をくっつけられました。
左足も同じようにくっつけます。
両足をくっつけたらいろんな方向から見てバランスの確認をして、気になる所があれば修正をします。
これで両足がくっつけられました。
しっぽをくっつける
次はしっぽをくっつけます。
しっぽをくっつけたら三毛猫ちゃんの本体部分が完成になります。
しっぽは体パーツの編み始めから数えて、3~4段目にくっつけてみました。
また、しっぽをくっつける向きはお好みで大丈夫ですが、このブログでは引き抜き編みのラインが下側(しっぽを立てたときに外側)になるようにしてみました。
お魚をくっつける
最後に宝物のお魚さんをプレゼントします。
持たせ方はお好みで大丈夫です。
まっすぐ持たせたり、斜めにしたり、横向きにしてもいいと思います。
このブログではまっすぐ持たせてみますね。
まずはとじ針にお魚さんの糸端を通して、尾ひれの目に少しくぐらせます。
次は一度お魚さんを持たせてみて、三毛猫ちゃんの手が当たる場所を確認します。
1.お魚さんの胴体にとじ針を入れて、目印の所から出します。
2.三毛猫ちゃんの手の目を拾います。
3.お魚さんの、工程1でとじ針を出した所に入れて、もう片方の目印から出します。
4.三毛猫ちゃんの反対側の手の目を拾います。
5.工程3でとじ針を出した所に入れて、お魚さんの胴体の適当な編み目から出します。
これでお魚さんをプレゼントできて、全てのパーツをくっつけられました。
仕上げ
最後の仕上げに、今までつけたパーツの固定と糸処理をします。
三毛猫ちゃんをいろんな方向から見てバランスの確認をして、気になる所があれば修正をしてください。
バランスに問題がなければパーツの固定と糸処理をします。
固定と糸処理はやりやすいやり方で大丈夫ですが、僕は同じ編み目から糸が2本以上出ている所では固結びをして、1本だけ出ている所ではとじ針を使って玉止めをすることが多いです。
あとは糸を短く切って、ピンセットで結び目をパーツの中に隠しています。
ピンセットがない場合はとじ針を使って結び目をパーツの中に隠してから糸を短く切り、パーツからはみ出ている糸も中に隠します。
これでパーツの固定と糸処理ができました。
お魚抱っこ三毛猫完成!
これでお魚さんを抱っこしている三毛猫ちゃんのあみぐるみが完成です。
今までよりもパート数がひとつ多くなりましたが、最後まで見てくれてありがとうございました。
そして、実際にこのあみぐるみを作ってみてくれた方がいらっしゃいましたら、お疲れさまでした。
終わりに
これでお魚抱っこ三毛猫の作り方はおしまいになります。
今回もくりくりゾウさんのときと同じように作っているところを撮影して、解説に使えそうな部分を切り取って画像にしてみました。
最初の方はなかなか撮影の設定がうまくできず、光の強さなどが安定しなかったのですが、少しずつコツを掴めてきたような気がします。
撮影する時間帯や天気によっても色合いに違いが出るみたいなので、全部を均質することは難しそうですが、少しでも見やすくすることができたらいいなと思っています。
この三毛猫ちゃんの作り方も動画を作ろうと思っているので、もし完成したらそちらも見てもらえたら嬉しいです。
それでは今回はこの辺りで。
最近三毛猫とパンダが親戚なんじゃないかと思えてきたこんでした。
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